2020.2.12

今持っている家をできるだけ高値で売りたいと考えたときに、内装をリフォームしたほうがいいか、というのは大きな悩みどころですよね。今回は、不動産売却前のリフォームがお得かどうか、お伝えします。

 

 

■無理に改装しなくてもいい!

結論から言うと、「何が何でも改装しなくてはいけない」ということはありません。もちろん、綺麗な物件ほど高値を付けやすくなることは間違いないのですが、リフォームにかかるお金は意外と高いものです。最終的にリフォームにかけたお金以上の価格で売れない可能性が高くなってしまいます。

近年では「リノベーション」と言って、建物をほぼ骨組みの状態まで解体してしまってから床材や壁などを大型リフォームするという手法も流行っています。リノベーションを行いたいと考えている人にとっては、大型の改装が入っていなくても、結果的に全部交換してしまうことになるので、リフォーム自体に価値がなくなってしまうのです。

 

■大幅改装すると売れにくくなる?

リフォームにかかるお金は業者や修繕範囲によっても大きく異なりますが、大型改修となれば1,000万円近くかかってしまう場合もあります。その金額分を物件に上乗せした状態で売りに出す、となると、築年数に対してかなり価格の高い物件が出来上がってしまうことになります。それでは買い手がつきにくくなりますから、無理に大幅なリフォームをかける必要はない、といえるわけです。

 

■直しておいたほうがいい箇所もある

中古物件を購入される方は、入居前にリフォームを行う前提でいる場合も少なくありません。しかし、購買意欲がそがれるような破損は直しておくほうがいいでしょう。壁、床、天井のよほど汚い部分や、配管の故障、ドアや窓の開閉状態、網戸の破れなどを直しておけば十分である、とも考えられます。

また、年数が経っていてあまり状態がよくないのであれば、壁紙の張替え、畳表の交換などの簡易リフォームを行うというのも悪くないでしょう。

 

■リフォームよりはクリーニングを

ハウスクリーニングなどをしっかり行っておくことで、内覧時の印象を大幅に改善することができます。基本的な掃き掃除、拭き掃除などはもちろん、必要に応じて清掃業者に入ってもらうことなども視野に入れておきましょう。

 

■逆にリフォームしたことが功を奏する場合も

中古物件を購入される方の中には「新生活の風景」を想像しながら物件を購入される方もいます。ですから、「見たままの物件に住むことができる」というのが大型リフォームを行うメリットとなるわけです。現在の築年数がある程度新しく、かつ多少強気の価格設定を行える立地の物件では、リフォームを行ったことで買い手がついた、というケースもあります。

もしリフォーム前で買い手が付きにくいようであれば、住宅の中でマイナス要素になりそうな部分を改修するのも1つの手です。