2020.1.17

ご自宅などの売却の際には「売り出し価格」の設定が重要です。

価格設定は不動産会社による査定をもとにして行います。

より高く不動産を売るためには、この査定がポイントになるのです。

そこで、よりよい売値を決めるためのポイントを4つに分けてご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

 

■複数社から査定をもらう

不動産会社からの査定には、住所、建物の間取り、築年数などの要素が絡んでいます。各社が似たような項目から価格を算出することにはなるのですが、これまでの実績などのデータが異なるため、各社の査定額には差が生じます。複数の会社のデータを比較することで、より適切な売値を考えることができるのです。

 

■査定額は、1番高いものを選べばいいわけではない

上で書いた通り、査定は会社によって異なります。しかし、参考にしているデータが古かったり、高めの売価設定にしても売れたケースを参考にしていたりする可能性もあります。

また、建物の傷み具合や周辺の環境などによって価格は変動します。不動産会社に物件を直接見てもらって査定してもらう「訪問査定」を受けている場合は、その情報が最も信頼できるデータとなるでしょう。

不動産会社が地域ごとの物件相場情報をウェブ上で公開している場合、それを参考に、どれくらいの価格が適正かを予想する手段もあります。加えて、実際に近くの物件がいくらくらいで売りに出されているかをチェックすることで、相場観を掴むことも可能です。

 

■売価設定は「売りたい額より少し高め」設定がベター

実際にいくらくらいの値が付きそう、ということを決められたら、いよいよ売価設定です。もし売れるまでに余裕がある場合は、少しだけ上乗せして金額を設定しておくことをおすすめします。

物件を購入したい側は、できるだけ安く希望の物件に住みたいと思うもの。値下げ交渉が行われる場合も多いのです。もちろん、価格の設定を上げすぎると買い手がつかなくなってしまうので、ほんの少しだけ、というのがポイントです。

ただし、もし早めに売ってしまわなければいけない理由があるのであれば、少し値段を下げて買い手が現れるのを待ったほうがいいでしょう。

 

■高値が付きやすいのは2月~3月

多くの日本企業が年度頭となる4月、新生活に向けて引っ越しを行う人が増えます。この少し前のタイミングで中古の物件を購入しようと考えている人は少なくありません。ですから、この時期は少し強気の価格設定でも売りやすくなります。

逆に不動産を高く売りにくい時期は1月と8月。1月は「ここから物件を探し始める」という人が多く、成約が少なくなりやすいという事情があります。8月は引っ越しが活発に行われる時期ではなく、また暑い日が続くため購入希望者の内覧が減り、結果として成約しにくいのです。

もし売り出す時期を自由に選べる状況であれば、12月頃を目安に物件の査定を行い、翌年の2月までには売り出すというのが理想的であると考えられます。