2020.5.26

新築マンションよりも、選択肢が豊富で価格も手ごろなイメージの中古マンション。

中古マンションを購入する際の判断基準として最も重要な要素は「築年数」ですが、細かくみていくと管理状態や耐震基準、リノベーションの有無など、注意すべき点が多くあります。今回は、長く快適に住めるかを見極めるためのチェックポイントをご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

中古マンション購入のポイント

 

■管理状態がマンションの寿命を左右する

マンションは「管理」が最も重要だと言われています。管理体制が整っているかどうかは、マンションの持続可能性という点で非常に大事なポイントです。

見学の際には外壁や廊下、バルコニーにヒビ割れや塗装剥げがないか確認しましょう。エントランスや駐輪場・駐車場、ゴミ置き場などの清掃が行き届いているかも必ず見ておく必要があります。

また「掲示板はマンションの情報庫」と言われています。トラブルについては、掲示板などで注意喚起されているかどうかで確認することができますので、忘れずにチェックしておきましょう。

 

■耐震基準は重要な指標の一つ

中古マンションは築年数がさまざまであるため、耐震基準が異なる場合があります。購入の際の安心材料として、物件の耐震基準を確認しておくとよいでしょう。

現在存在するマンションは新耐震基準建物と、旧耐震基準建物に分けられます。

昭和56年(1981年)6月1日以降に建築確認を取得して建てられたものが新耐震基準建物で、それ以前に建てられたものが旧耐震基準建物です。

両者の大きな違いは、耐震の震度の大きさです。旧耐震では震度5を基準にしていましたが、新耐震では震度6に引き上げられています。

旧耐震の物件が必ずしも危険であるとは言い切れませんが、耐震基準は大切な指標の一つです。より安全に住まうために、購入を検討している物件が旧耐震のマンションであった場合は、耐震補強工事の実施有無や耐震診断の結果なども確認しておきましょう。

 

■リノベーション済物件は「見えない部分」に要注意!

最近ではリノベーション済みの物件も人気を集めています。すぐ住めますし、見た目もきれいなリノベーション済み物件ですが、未リノベーション物件に比べると価格が高く、それに加えて消費税が発生するケースもあります。

またリノベーションで表面的にきれいになっている物件でも、耐震性や下水道の配管、インターネット回線など、見えない部分がどういう状態になっているかを必ず確認しましょう。

未リノベーションの物件の場合は、購入後自分の好みに合わせてある程度リノベーションすることができます。リノベーションにかかる費用や、今後予想されるメンテナンス費用なども視野に入れ、家計に見合った資金計画を立てることが大切です。

 

■将来の売却見込みを考えよう

転勤や子どもの成長といったライフスタイルの変化よって、住み替えが必要になったときのことも考えて「売れる物件を選ぶ」というのもマンション選びのポイントの一つです。

売却しやすいマンションの特徴として、

①立地の良さ

②間取りの良さ

③管理状態の良さ

⑤日当たりの良さ

などが挙げられます。最も重要なのが、①立地の良さです。資産性を見極めるうえで、立地の良さを考慮しておくとよいでしょう。

 

中古マンションと一口に言っても、状態や性能はさまざまです。チェックポイントをしっかりと押さえて、安心して長く暮らせるマンションを選びましょう。